4月15日午前、岸田首相が和歌山市の雑賀崎漁港で選挙の応援に訪れていたところ、
木村隆二容疑者が投げ入れた鉄パイプ爆弾による爆発が起きました。
この鉄パイプ爆弾とは一体どういうものなのでしょうか。
現場にいた人の証言などを交え、紹介します。
木村隆二が岸田首相に投げた鉄パイプ爆弾ってどんなもの?
木村隆二容疑者が岸田首相に投げたとされる銀色の筒状のものは、
20センチから30センチほどの長さの鉄パイプのようなもので、
岸田総理大臣から1メートルほど離れた場所に落ちたとのことです。
この銀色の筒状のものである「鉄パイプ爆弾」の仕組みとしては、
パイプの中に火薬と起爆装置などを詰め込んだ上で、両端をふさいで密閉し、着火すると内部の圧力が高まって破裂する仕組
だということです。
木村隆二容疑者はこの鉄パイプ爆弾を投げる直前に、ライターに火をつけるような手の動きをしていたとのことです。
【総理が爆発物を投げられた瞬間】
ーーSPが防弾カバンで総理を守るーー
岸田首相が筒状の爆発物を投げられた瞬間を捉えた映像です。警護にあたっているSPが防弾カバンを広げ、首相を保護しています。#木村隆二 #鉄パイプ爆弾 #和歌山市pic.twitter.com/BV4kF9NhZt— 事件速報 (@tokyoaccident) April 15, 2023
岸田首相の近くに投げられた鉄パイプ爆弾は、その周辺がチカチカと光っていたそうで
およそ10~20秒ほどして爆発したとのことです。
その10~20秒ほどの間に、木村隆二容疑者の近くにいた男性が木村隆二容疑者を取り押さえましたが、
木村隆二容疑者の足元にはもう1本の鉄パイプ爆弾が転がっていたということです。
先に投げられた鉄パイプ爆弾が爆発した際、その筒は粉々になったということです。