2023年4月5日の午後5時53分、ムツゴロウさんこと畑正憲さんが心筋梗塞のため亡くなりました。
畑正憲さんが心筋梗塞になってしまった原因は何だったのでしょうか。
また、畑正憲さんがお元気だった「ムツゴロウさん」時代の、伝説ともいうべきライオンとの逸話もご紹介します!
ムツゴロウさんこと畑正憲の死因は心筋梗塞
畑正憲さんは北海道中標津町の病院で息を引き取ったそうです。87歳でした。
畑正憲さんは過去、2017年10月にも心筋梗塞を発症し緊急入院していたことがあります。
その時は手術を行い無事退院したものの、その後は入退院を繰り返していたそうです。
その後は自宅療養を続けていたそうですが、亡くなるまでの一週間で容体が急変し、
自宅で倒れ2023年4月5日に病院に運ばれ亡くなったとのことです。
畑正憲さんの死因とされる心筋梗塞ですが、
心筋梗塞になる原因の一つに「喫煙」が挙げられます。
畑正憲さんは愛煙家でよく知られていましたので、
少なからず体への影響はあったのではないでしょうか。
ムツゴロウさんこと畑正憲のプロフィール
- 名前:畑 正憲(はた まさのり)
- 生年月日:1935年4月17日
- 出身地:福岡県福岡市
- 職業/肩書:作家、エッセイスト、ナチュラリスト、動物研究家、プロ雀士
- 出身大学:東京大学理学部生物学科
畑正憲さんは東大を卒業後、会社勤めを経て、動物などのエッセーで作家としてデビューしています。
その後、北海道に移住し、多くの動物たちと暮らす「ムツゴロウの動物王国」を築き上げました。
1980年には、テレビで『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』の放送がスタートし、
「ムツゴロウの動物王国」での密着取材や、
ムツゴロウさんが海外で様々な動物と触れ合う様子が放送され、
不定期放送ながらも21年間視聴者に愛された番組となりました。
ムツゴロウさんとライオンの逸話
ムツゴロウさんはテレビ番組『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』で、
様々な動物と触れ合い、また様々な危ない目にも遭ってきました。
中でも衝撃度が高かったのが、ライオンに指を喰いちぎられた事故ではないでしょうか。
ムツゴロウさん武勇伝
ライオンに指食いちぎられた話畑正憲さん死去
— ガッテム竹内(元ハガキ職人) (@GTT214) April 6, 2023
このエピソードですが、海外ロケで檻に入っていたライオンに
柵の間から手を入れ触れ合っていたムツゴロウさんでしたが、
背後で人が急に動き、それに驚いたライオンがムツゴロウさんの指3本をくわえてしまいました。
とっさの判断でムツゴロウさんは「1本はやるから!」と手を引き抜いたところ
中指を喰いちぎられてしまい、現場に居たスタッフも騒然としていました。
ですが、冷静沈着なムツゴロウさんはすぐさま現地の病院へ向かい、自身で縫合し、
またそのライオンの元へと戻ってきたのです。
そこでムツゴロウさんはそのライオンに『ごめんな、驚かせちゃったね』と、
ライオンを慰め、語りかけたのです!
するとライオンの方もムツゴロウさんのその気持を感じたのか、
ムツゴロウさんの方へと近寄り、大人しく撫でられていました。
ムツゴロウさんには数々の伝説がありますが、
「人間の指が喰いちぎられる瞬間」を編集無しで“ありのまま”を放送するよう
ムツゴロウさん自身が強く希望し、嘘偽りのない動物との触れ合いを見せてくれました。
いろんな意味での『動物の凄さ』を、ムツゴロウさんは最上級の愛情をもって教えてくれました。
最後に
ムツゴロウさんこと畑正憲さんの訃報には驚きました。
日本の大切な偉人がまた一人旅立たれたことを大変残念に思います。
改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。