1月16日の午前10時45分ごろ、東京都港区六本木3丁目、
六本木一丁目駅付近の六本木グランドタワー横のビル付近で火災がありました。
火災が起きたのはどこなのか、お知らせしていきます。
六本木・火災動画まとめ
困りました。当社の真下でガス爆発で避難中です! pic.twitter.com/1S2ClENjBJ
— なかじ社長@マイクロ不動産 (@forchildren28) January 16, 2023
↑こちらの不動産会社は505号室で営業されていたようです。
六本木一丁目で爆破事故!
何事かと思った#六本木 #六本木火事 pic.twitter.com/dKom72zVzV— きなこ (@SHE_matsunaga) January 16, 2023
家も、ぶっ飛んだ。怖い#火事#爆発 pic.twitter.com/AOuLbkOpj8
— やっころ (@MKt3RlHb68ciym4) January 16, 2023
火災の原因となった場所はどこ?
ニュースに出てた六本木の火事は、六本木なだれ坂交差点の辺りみたいだな。
— 八戒さん (@Hakkai_san) January 16, 2023
火災現場となっているのは「コープ野村六本木2」というマンションのようです。
その2階にある不動産会社が現場です。
被害状況は?
火災現場は6階建てマンションの2階部分にある不動産会社で、
消防車23台が消火活動にあたりましたが、25平方メートルが焼けたということです。
消化活動はその後、約2時間半後の午後1時25分頃に鎮圧されました。
建物の中にいた人の被害としては、
- 不動産会社の従業員の男性(40代)は頭部などのやけど
- 不動産会社の従業員の男性(50代)は顔面と両腕のやけどで全治2ヶ月、入院
- ビルの管理人の70代の男性は割れたガラスが頭に当たり軽傷
とのことです。
また、近隣住民の情報によると、
- 大きな爆発音がして地響きがした
- 衝撃波でマンションが揺れた
- 爆発音で耳がキーンとした
- 爆風と同時に黒煙と炎が上がってきた
- 隣のマンションの窓ガラスも割れた
などの声がありました。
火災の原因は?
火災の原因について、やけどをした不動産会社の従業員の男性は次のように述べています。
『スプレー缶のガス抜き作業をしていたら火がついてしまった』
…その後の調査でわかったことは、
この不動産会社はマンションの2室を借り、事務所と倉庫として使っていたようです。
そしてその倉庫として使っていた部屋に大量のスプレー缶を置いていたようです。
なぜそんなに大量のスプレー缶があったのか?というと、
この不動産会社が経営する他のマンションから収集した「ゴミ」だということです。
そのスプレー缶のゴミの処理のために、先の尖ったハンマーのようなもので
30~50本ほどガス抜きの処理をしていたということです。
近隣住民によると、その作業音がいつもとは違う“聞き慣れない音”だったそうです。
これだけの数を処理していたのであれば、引火の危険性も非常に高かったことでしょう。
このマンションがある港区では、2010年からスプレー缶を安全に処理できる機械が導入されているので、穴開けは不要とのことです。
※ゴミの出し方は各自治体による
最後に
危険物の処理には、正しい知識をもって対応するべきですね。
以上、ご覧いただきありがとうございました。