2023年3月22日、順天堂大学元講師の新田和広容疑者が3月13日に逮捕されていた、との報道がありました。
逮捕の理由は、新田和広容疑者が勤務していた順天堂大学内で教え子らのスカートの中を盗撮した疑いです。
そんな新田和広容疑者について、プロフィールや経歴をリサーチしてみました!
新田和広容疑者のプロフィール
- 名前:新田和広
- 読み:にった かずひろ
- 年齢:45歳 (2023年3月現在)
- 生年月日:1977年〜1978年(推定)
- 出身地、居住地:横浜市
- 家族構成:妻、子供
新田和広容疑者の経歴
東京大学大学院に在籍
新田和広容疑者は東京大学大学院の出身です。
2006年5月20日発行の東京大学大学院理学系研究科・理学部の広報誌によると、
新田和広容疑者は『課程博士 生物科学 新田和広』と記名され、
『ツメガエルの初期発生における初期神経遺伝子XSIPI 及び Soxl の分子生物学的解析』
という、素人には難しすぎる研究テーマで記載されています。
※以下、東京大学大学院理学系研究科・理学部広報第38巻1号より引用
このことから、新田和広容疑者の出身大学は東京大学大学院理学系研究科・理学部ということがわかりました。
- 学位種別:課程博士
- 学位種類:博士(理学)
- 研究科:理学系研究科
- 専攻:生物科学専攻
- 学位授与日:2006年3月23日
また、2023年現在45歳の新田和広容疑者の生年月日が1978年前後ということから、
この広報が出た2006年当時は29歳頃ということになりますね。
東京大学の大学院卒という経歴なんて、エリート街道まっしぐらですよね。
理化学研究所~順天堂大学に勤務
新田和広容疑者は2015年からは理化学研究所に勤務していました。
それから4年ほどして、退職理由はよくわかっていませんが
2019年4月には順天堂大学に着任し、
順天堂大学大学院医学研究科で講師として勤め始めました。
新田和広容疑者が順天堂大学で講師として勤務していたのは、
順天堂大学院医学研究科の『難病の診断と治療研究センター』というところで、
研究内容としては、主にミトコンドリアについての研究をしていました。
2021年10月5日発表の『小児ミトコンドリア心筋症の遺伝的基盤と長期予後に関する大規模調査報告』には、
新田和広容疑者の名前も記されていました。
また、新田和広容疑者は研究員として23個の論文を出しています。
- 研究キーワード:「ミトコンドリア病」「人類遺伝学」「転写因子」「核酸医薬 」
- 研究分野:ライフサイエンスの「ゲノム生物学」「発生生物学」「分子生物学」
などなど、これもまた素人には「?」が飛んでしまう内容ばかりですね…。
研究員~大学講師~容疑者へ
ここまでご紹介してきたような研究を続けていた新田和広容疑者ですが、
2021年6月頃から大学内で盗撮の疑いの目を持たれ、
2022年4月に女子大学院生や女性職員、少なくとも4名の被害者たちが証拠を集めに動き始め、
新田和広容疑者の決定的瞬間を捉えた盗撮の“犯行写真”を確保し大学に告発した、
という経緯で新田和広容疑者の逮捕となりました。