第65代「斎王代」の松井陽菜さんの祖父が、
韓国人の「金 在河」さんといい、医師であったことが判明しました。
また、松井陽菜さんの父親や祖父同様、叔父たちも医師という、
そんな「華麗なる医師一族」についてお伝えしていきます!
松井陽菜の父親は在日2世で「金 道宣」!?
松井陽菜さんの父親・松井道宣(みちのり)さんは、
京都九条病院などを経営する医療法人同仁会理事長などを務めており、
その権威ある立場から過去にはテレビ出演や、
NHKの番組からコメントを求められるほどの凄い方です。
そんな松井陽菜さんの父親・松井道宣(みちのり)さんですが、
実は「松井道宣」という名前は通称名(通名)で、
本名は韓国名で「金 道宣」かもしれないのです。
その所以(ゆえん)は、松井陽菜さんの祖父の代に遡ります。
松井陽菜さんの祖父、
つまり松井道宣さんの父親にあたる方のお名前は「金 在河」さんとおっしゃいます。
「金 在河」さんは「キム・ジェハ」さんとお読みするようで、
日本名は「松井 在河」さんという通称名をお持ちです。
また、金 在河さんの妻(松井陽菜さんの祖母)は「鄭 貞丹」さんという方で、
お二人の間には3人の息子が生まれました。
その長男にあたるのが、松井陽菜さんの父・道宣(みちのり)さん。
そして次男は亮好(たかよし)さん、
三男は淳琪(じゅんき)さんとおっしゃいます。
松井陽菜さんの祖父の姓が「金」から日本名の「松井」になった理由については
現在のところ明らかになっていませんが、
おそらく金 在河さんの代ですでに帰化されているのではないかと思われます。
以下、金 在河さんが「松井 在河」で表記されている記録です。
以上から、松井陽菜さんの父や叔父たちは、
もしかすると本名として「金」姓を持っているのかもしれません。
そして、松井陽菜さんの父や叔父は在日2世で、
松井陽菜さんは事実上、在日3世であることは間違いないかと思われます。
が、「松井」姓を持つ日本人であることにも違いありません。
一例として、実は在日韓国人の有名人
- 和田 アキ子 → 【金海 福子】 (在日2世と公表、帰化)
- 松田 優作 →【金 優作】(在日2世と公表)
- 錦野 旦 → 【金 明植】(在日と公表、一家で帰化)
- 岩城滉一 → 【李 光一】(在日と公表、帰化)
- 南 果歩 → 【金 勝美】(在日3世と公表、帰化)
- 井川 遥 → 【趙 秀恵】(在日3世と公表、帰化)
松井陽菜の父親は医師一族!その役職がスゴい!
松井陽菜さんの父親と祖父、
加えて、叔父にあたる亮好(たかよし)さんと淳棋(じゅんき)さんらは、
医師としてそれぞれ京都に所在する病院で活躍されています。
2023年現在の医師としての情報をそれぞれまとめていきます。
松井陽菜の祖父・金 在河(松井在河)医師について
松井陽菜さんの祖父の金 在河(松井在河)さんは、
2012年8月25日に肺炎のため88歳で亡くなっています。
金 在河さんは京都市右京区に所在した西京病院の内科医として務めたのち、
西京病院の院長に就任されていました。
西京病院は1970年に開設され、
50年に渡り地域医療に携わってきた歴史があります。
そんな金 在河さんですが、1995年の阪神大震災当時には、
被災現場に泊まり込み医療救援活動に尽力されていました。
そのほか、息子で長男の松井道宣さんとは、
それぞれ医師として書籍『臨床外科42巻7号』にて
連名で文献を出されています。
また、金 在河さんは「民団京都府本部」の常任顧問を経て、
同会長にも就任していました(2004年)。
2期(4年間)にわたり会務を取り仕切ってきた金 在河さんは
任期満了で勇退し、名誉会長に就任。
また、「京都慶尚北道道民会」の会長も歴任されていました。
松井陽菜の父・松井道宣医師について
松井陽菜さんの父である松井道宣さんは、
1957年10月生まれで、2023年5月現在65歳でいらっしゃいます。
先にも述べましたが、
現在は「京都府医師会」の会長を始め、「京都九条病院」の理事長、
「同仁会クリニック」の院長を務めていらっしゃいます。
松井道宣さんの経歴については以下の通りです。
その他、補足事項を以下にまとめます。
- 兵庫医科大学の卒業後は、外科系を志望していた。
- しかし、呼吸・循環を含む全身管理を学ぶため滋賀医科大学の麻酔科へ進み、麻酔と集中治療を学ぶ。
- 京都府立医科大学の第一外科では、消化器外科、乳腺外科に入局。
- 外科医としての修練を積む一方、京都府立医科大学大学院で研究活動も行い、1992年(平成4年)に学位を取得。
- 2017年6月に「京都府医師会」の会長に就任する。
その他、以下のような役職もされていました。
- 京都産業保健総合支援センターの所長
- 京都市社会福祉審議会の会長
- 京都九条病院の院長
尚、「京都九条病院」の院長は1993年7月に松井道宣さんが理事長と兼務されており、
後に1999年1月に山木垂水さんが院長に就任、
その後、2019年4月には松井道宣さんの弟(三男)、
松井淳琪さんが院長に就任されています。
直近の情報としては、2022年11月に「日本医師会」から
「最高優功賞」が贈られ、表彰状を授与されています。
すばらしい功績ですね!
松井陽菜の叔父・松井亮好医師について
松井陽菜さんの叔父にあたる松井亮好さんは現在、
医療法人社団 京健会「さいきょうクリニック」の院長を務められています。
この「さいきょうクリニック」は、
松井亮好さんの父、金 在河さんが院長を務めていた西京病院を前身として、
2021年の9月にリニューアル開院したクリニックです。
また、松井亮好さんは以下の役職の経歴があります。
- 西京病院 理事長
- 右京医師会 会長
- 松井クリニック 理事長
そんな松井亮好さんは、元々は消化器内科を専門としておられ、
その道で9年間診療に携わったのち、
京都府立医科大学大学院に進学。
そこで『ピロリ菌研究とがん抑制遺伝子の基礎研究』をされていました。
ちなみに、先にご紹介した「さいきょうクリニック」は、
2022年8月に、サッカークラブ「おこしやす京都AC」と
パートナーシップ契約を締結しています。
このパートナーシップにより、選手のスポーツ外傷などのリハビリや、
「さいきょうクリニック」併設の「メディカルフィットネスさいきょう」での
医学的、科学的根拠に基づいた運動プログラムなどを提供されています。
以上のように、松井亮好さんは院長や理事長などを務め、
地域の医療に貢献されています。
松井陽菜の叔父・松井淳琪医師について
松井陽菜さんのもう一人の叔父にあたる松井淳琪(淳棋)さんは、
現在、医療法人同仁会(社団)「京都九条病院」の院長を務めていらっしゃいます。
院長に就任したのは2019年ですが、
元々は同病院で1995年より麻酔科医・救急医として活躍され、
副院長を経て院長に就任されています。
ちなみに先にも述べましたが、
元々、院長と理事長の職は、松井淳琪さんの兄・松井道宣さんが務めていました。
ところで、この「京都九条病院」では、
『Sanka:讃歌』という広報誌が年4回発行されているのですが、
それには以下のような想いが込められています。
京都九条病院では、病院のことをもっとご理解いただくため、広報誌[Sanka:讃歌]を発行しております。
人生の豊かさと歓びを全ての人が祝福し、理想的なものと感じられるように・・・
共に歩み、共に支え合っていきたいという、私たち京都九条病院全スタッフの願いが込められています。引用元:京都九条病院HP
※ご興味のある方はこちらからご覧いただけます。創刊号では松井道宣さんが表紙を飾っています。
松井淳琪さんは、自身が麻酔科医として医療現場に携わってきた中で、
麻酔科医の存在の重要性も唱えており、
後世の育成にも力を入れていらっしゃいます。
松井淳琪さんが院長に就任する際には、以下のように意気込みを語っています。
私たちは、これからも、患者さんから信頼され、頼りにされる病院を目指し、地域の皆さんに安心して暮らしてもらえるよう、全職員一丸となって更なる努力をしていきます。
引用元:Sanka:讃歌vol.51
益々のご活躍に期待ですね!
松井陽菜に韓国名はある?
松井陽菜さんの父・松井道宣さんの韓国名は「金 道宣」なのか?
という観点から祖父の代に遡ってお伝えしてきましたが、
ここで“松井陽菜さんも韓国名を持っているのか?”
ということに関しての疑問も出てくるかと思いますが、
松井陽菜さんの韓国名についての情報は出てきませんでした。
最後に
松井陽菜さんは、祖父・父・叔父が皆「医師」という、
エリート揃いの環境で育ってこられたことがわかりました。
みなさん地元京都で、地域に根ざした医療に取り組まれていて、
病院と病院の横の繋がりも持ちつつ、
兄弟が力を合わせて患者さんに貢献しておられることがよくわかりました。
それでは以上、ここまでご覧いただきありがとうございました。